支出に気を付けているはずなのにお金が溜まらない時は ①
自分で選択したと思っていることも、実は誰かに誘導されているなんてことあると思いますか?
もしあなたが営業職に就かれているなら今回のお話は営業力のアップにも
またプライベートでの貯蓄率のアップにも繋げられるお話となると思います
企業がお金を払わせる為に使っているマーケティング手法を知っていますか?
それを知ることで自分がセールスに乗せられないように防衛線を張ることも出来ますし
ご自分が営業の成績を上げたい時には逆に営業スキルとして利用することも出来きます
お金のリテラシーを上げることで収入を増やすことにも、支出を減らすことにも使えるそんなマーケティング手法にはどのようなものがあるのでしょうか?
<無料というトラップ>
親からよくいわれていた「タダより怖いものはない」という言葉を割と真剣に守ってきたつもりでした、それで無駄な出費を抑えられていたと
でも最近になって大きな選択事項については、ただ周りに守って貰っていただけで自分では決断をしてこなかっただけと気付きました
そして、親の教えも段々薄れてきて無料と聞くとついつい反応してしまう自分がいます
以前支出を減らす為には必要なものを最小単位で購入するのがいいと教わった事もあり
割とセールには飛びつかなかったのですが、時として一度に大量に買う事で単価を下げる手法に惑わされそうになることもあります
またトップスを2枚買うと2枚目が半額、、これも何だかお得に聞こえてきますよね、、
結局、これを繰り返していくと最終的な支出額が上がってしまうことで
お得なはずだったのに、手元に残るお金の総額が減ってしまうことになります
こんな事象を避ける為にも合理的に考えたらこれ以上購入しなくてもいいのに、非合理的な選択をしてしまう様に誘導されていないかを客観的に判断する習慣を身に付けたりそもそもクレジットカードの上限を低めに設定(私は低めに設定し過ぎて困ったりするタイプですのでみなさん程々に笑)するとか、お財布に入れる金額を少なめにするという予めできる対策を立てたり自分が無理のない範囲でできることがないか見直してみるチャンスですね
<この決断は自分でしたはず??>
同じ情報でも伝え方や表現の仕方を変えることで、受け取り手の選択の基準点を移動させ相手の意思決定に影響を与えるフレーミング効果を知っていますか?
基準点(参照点)が移動することで自分にとっての価値感が変わることを利用して商品の宣伝に使われていたりします
QOLの向上や健康促進商品の場合はメリットを強調した宣伝文句を使ったり
ダイエット等の危機感を感じることが購入に繋がりやすい商品の場合は買わなかった場合のリスクを強調したりと商品の性質によってどちらを強調する方が意思決定に効果的かは違ってきますが
基本的にはポジティブワードでメリットを強調することで相手の購買意欲を向上させるのに効果的がある様です
私が自分で選んだはずの今日のおやつも、もしかしたらあっけなく誘導されているだけなのかもしれません(笑)
お菓子くらいの値段から意思決定の練習していきます(#^.^#)