附属小学校でのそれぞれの習い事の様子
<娘の付属小中学校時代のこと>
お受験もそうですが、お教室通いも全てはお子さんにとっての成長や可能性を最大限に活かせるような将来を願うという純粋な想いからスタートしていると思います
娘が通っていた小学校では男子生徒については付属の中学校はありましたが、外部の中学校への受験を目指すご家庭が多かったです
低学年の頃はバイオリンやお絵描き、体操教室等、心や体にいい影響を与えると思われる、かなりバラエティーに富んだ習い事をされているお子さんが多かったという記憶があります
それが中学年になると、習い事にプラスして学習塾に通われるお子さんも多く見られました
学校の先生からも保護者会で、そろそろ習い事を整理しましょうというお話がありましたので、皆さんかなりいろんな習い事を掛け持ちされていた様です
お子さんの方からも、習い事に行きたくないというお話を聞く事もありました💦
お子さんの為にと始めた習い事でお子さんが疲れてしまうという本末転倒の現象も起きていたり、、
<受験に向けての学習塾通い>
そして高学年になると、夏休みは学習塾での夏期講習に忙しく学校の宿題が終わらないので、お母様が左手で宿題を代筆する(笑)とか、自由研究はお母様が代わりに作成する等のエピソードも聞こえてきました
先生も素人ではないので一目みれば大人の意図的な作品かどうかは判断できます
保護者会でも、クオリティーが親から見て低くてもそのまま学校に持たせてくださいというやんわりと関り過ぎを諭されるお話もありました
子ども達も受験勉強で感じるストレスを学校で解消する様になり、それが喧嘩やいじめに発展することもありました
こんな風に精神的プレッシャーを感じながら中学受験に挑戦しているご家庭を身近で拝見しながら、親御さん特にお母様の強靭な精神力と体力を尊敬しつつも、自分の子どもにとって本当に必要なことって何だろうと考えておりました
同じ学校でも、付属中学に進学して高校受験に挑戦するという方針のご家庭もあり
親子共にいたってのんびりムードの学校生活を送っておられました
<志望校への合格だけがゴールなのか?>
結果論でしかない受験や将来への備えをどう選択していくのかは、本当に手探り状態で
希望校への合格だけがこの長い人生のゴールではなく、子どもを自分自身の精神的な安心の為に親の願う進路に進ませることも違うはずで
できれば、自分の正解を自分で決められる、自分の責任は自分で取れる心身の強さを身に付けた大人になって欲しいと思っておりましたが
自分もいざ子どもと面と向かうと、思う様にサポートも出来ず、自分なりに子どもを守ることで精一杯な、少し申し訳ない育児だったと思います><
子どもは素晴らしい適応能力で限界まで対応してくれて、、疲れさせてしまったりと
いろんなことがあった育児でした
ただ一緒にいたことだけが事実で、時には同じ空間にいても自分のことで一杯でどうしても心から向き合えなくて反省ばかりしたりと、上手く愛情を伝えられなかったこともあると思います
自分が学ばせてもらう事の方が多い育児のなかで成長させてもらったのはやはり私で
子どもには感謝しかありません
一緒に迷いながら選んでいった習い事で大きくなった今も関わりがあるものもありますし、今では全く興味がないのものもあります
結局全ては一緒に時間を過ごす為のツールだったのかなと思ったりしております
<心身ともに喜びの多い人生を送って欲しい>
育児終盤となってきた現在も、益々人生の選択肢が増えたり流動的に変化していく未来への流れのなかで、今目の前の状況の喜びの面により意識を向けられる思考力や、チャンスを逃さない行動力を養えるよう、身近な大人として見本となれるように精進する毎日です